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2017年の重陽に詠める [ぶんぶん文芸]

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 富士川支流の下部川です。見えている橋梁の橋脚は、JR身延線が下部川を渡河するそれです。
この川の上流というか、源流域にはいくつかの金山の跡があり、金鉱石が長く流れ下り、砂金に
なって川底に潜んでいるというのです。
 それらの金山は、歴史のある下部温泉郷の奥地にあたることから湯之奥金山と総称されていま
す。そこに発した、川底にしずめる自然金の粒を探る人の影が見られたのでありまして、折から
重陽、一首詠んでみた次第です。
(今回のは、別なブログと題材を共有しています)
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処暑2016に [ぶんぶん文芸]

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 前回の記事を受けてということではなかったのですが、結果的にそうなりました。前回の記事で、
「さきほど風呂に入ったとき、窓の外から秋の虫の鳴く音が聞こえてきました。」と書き残していますが、
このブログの過去記事(もちろん初代)のうち、2006年の8月23日にも同じような記述がありました。

「先ほどまで風呂につかり 窓の外のいちめんの闇の中から入ってくるコオロギの鳴き音に 聞き入っていたところ、・・・」 ふぅっと一首浮かんだというものです。
その時の駄作をコオロギの画像に重ねたのが、本日の写真1点でございます。

 そのコオロギの写真というのがまたおかしくて、2006年8月25日ですから、やはり一昔前のこと、
その晩、石和温泉駅前の料理屋さんのお座敷で、酒肴を交え歓談のひとときがありました。その際に、
どこから迷い込んできたのか、コオロギ1匹。見つけるやいなや、カメラを取り出し、腹ばいになって
それを撮影したことがありました。そのことも、ふと思い出されて・・・。
その記録は別ブログ(http://bnvn06.blog.so-net.ne.jp/2006-08-26)に残されていました。

 そんなわけで、10年もそれ以上も、こんなあほなことやってるですよー。

またまた歌壇から・・・ [ぶんぶん文芸]

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 今日の月曜は新聞休刊日。なので昨日の朝日新聞になりますが、またまたあの
直木先生のお歌が見られました。
今回は選者評が付きませんでしたが、お二方の選者さんが採られていました。
前に行くべきことと、行かなくてもいいことがありそうです。しっかりと考えて
いかなくては・・・。

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 それから朝日歌壇にもう一つ惹かれた短歌がありました。俳壇の方のお気に入り
とともにメモを残したいと思います。

今日は・・・記念日 [ぶんぶん文芸]

 「今日は何の日?」という記事をよく目にしますが、
そして、その日には、いくつかの記念日が重なることもよくありますが・・・。
まずは「七月六日」とくれば「この味がいいねと」ではじまる「サラダ記念日」
が出てきます。

 そんな日の朝日新聞の『朝日歌壇』の中に、次の歌が目に留まりました。

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 選者評を引用すると「直木氏、至極当然の認識。だがこの碩学にかく悲痛直截な歌を
作らせるまでに状況は危うい」と。
 国民の多くが同様な想いをもっているのに、ほんとに危うくて、子や孫の時代は
どうなるのだろうか、かなり心配です。

 なお、直木先生にはささやかな思い出があります。

えびかずらの御歌 [ぶんぶん文芸]

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   えびかづら色づきそめぬ山梨の (えひ可つら色津支そ免ぬ山梨の)

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   里の秋かぜ寒くなるらし (里乃阿き風佐むくなる羅し)


 山梨市万力で見た葡萄畑の紅葉です。
きれいに色づいたブドウの葉を見ていたとき、ふと、明治天皇の御製が浮かんできました。
「えびかずら」はブドウの古名とされていて、「葡萄葛」などと書き表すこともあるそうです。
明治13(1880)年6月に山梨県を巡幸された歴史がございました。
その後えびかずらの葉が、今回ご紹介する写真のように色づいた頃、
御来県の印象を歌に託されたものだということであります。
この明治天皇の御製を刻んだ碑が、甲府市の甲府城跡や甲州市の宮光園などにあります。

『坂の上の雲』見て・・・ [ぶんぶん文芸]

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 NHK-TVで今晩放映された『坂の上の雲』第3部の「203高地」の回を見ました。
昨日から今日にかけて、忠魂碑の類の過去記事を見直していたこともあって、
何かしら、ドラマに引き込まれてしまいました。
そういう道を通ってきたのだなぁと感じながら見ました。
見た後で、以前203高地を訪れていたことを思い出しました。
1つめの写真は、その時(2002年10月)のものです。

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 坂の上に立つ爾霊山の碑は、乃木さんの漢詩とともに、遠い歴史を映し出しているものでした。
それにしても、あの国で、よくもまあ現在まで残っているものですね。

初みどりの日に・・・ [ぶんぶん文芸]

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  今年より 昭和節から 引っ越して
         5月4日は 初みどりの日


 国民の祝日に関する法律(昭和23年法律178号)の改正(平成17年5月20日法律43号)により
今年から、今日、5月4日は、「みどりの日」となりました。

 初めの画像も、そんなイメージで取り上げましたが、
4月26日の撮影で、モミジの若葉と赤味のある若い実、それに黒っぽい
2つ星のテントウムシの取り合わせです。

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 そしてこちらは、今日の夕暮れ時、
南アルプスには雲がかかってきていましたが、撮影時刻は、
仕事を終えて、外に出た19時10分。
思わず、「まだこんなに明るい空がのこっているんだぁっ・・・」と
心の中で叫んでしまうほどでした。

  黄昏れて 一番星の 光るころ
     それでもやはり みどりの日です


 明日ももう一仕事、がんばらなくては・・・

 なお、後の方の画像の一番星(金星)は、画像処理により
実際よりかなり強調させています。

さんせき [ぶんぶん文芸]

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 今日の夕暮れの景色です、わが家の窓から見た・・・
 今日は朝から雨でしたが、午後には一休みし、
この写真を撮影した午後3時過ぎには、一時期薄日がさしました。
 わが家は南側に、曽根丘陵の一角をなす小山があって、日はそこに沈むので、
この時分になると、夕暮れが他より早くなるのです・・・
2月半ばごろまでは、そう感じられます。

 さて、何とももの悲しい感じの景色ですが、こんなのを見てると、
「三夕」の歌が思い起こされます。
このごろ、とんと自作文芸コーナーがお休みなので、
せめて鑑賞型文芸コーナーを店開きしようと考えました。

  さびしさはその色としもなかりけり 槙立つ山の秋の夕暮(寂蓮法師)

  心なき身にもあはれは知られけり 鴫立つ沢の秋の夕暮(西行法師)

  見渡せば花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮(藤原定家)

 いずれも秋の夕暮れの“あはれ”を詠んだ有名な歌で、
本日の朝日新聞の朝日歌壇で取り上げられた40首の中に3首、
「秋の夕暮」ないし「秋の夕ぐれ」でしめる歌が見られるなど、
その後の和歌の世界に、引き継がれるものとなっています。

  いにしへは米倉山とこの頃は塩漬け地なる秋の夕暮

 と、最後に、つられて出てきた駄作をのせて、今日は仕舞いに・・・。

まもなく・・・ [ぶんぶん文芸]

 まもなく日付が変わります・・・

 今晩は、旧暦でいうと、7月30日。
月齢は29なので、月はありません・・・

 唐突な始まり方ですが、先ほどまで風呂につかり
窓の外のいちめんの闇の中から入ってくる
コオロギの鳴き音に聞き入っていたところ、
何やら、やってきました・・・

  湯殿辺に 時を操る 術知るか

    蟋蟀鳴きて 処暑は更けゆく

 今日、8月23日は、暦の上で「処暑」、
自然に季節は移ろっていくものですが、
声高らかに歌うコオロギ。そやつが、まるで
自分が季節を動かして居るんだぞ、と言わんばかりに
聞こえてしまったのです。

 やぁ、ひさびさのあれですなぁ~。

ひさびさの・・・ [ぶんぶん文芸]

 ぶんぶん文芸します。といっても今回は自作でなく
いわば鑑賞のコーナーっていう感じです。

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   北の方より駒鳳凰農鳥と

     我が目を移す雪の高山   生更

 愛宕山の西向きの山腹の道路脇に伊藤生更の歌碑があります。
雄大な南アルプスの眺めを詠んだものですが、歌碑の背面の記から
美知思波短歌会により『美知思波』発刊30周年と
創始者の伊藤生更の生誕80年の記念として昭和38年に
立てられたものであることがわかります。

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 昨日(3/20)このような画像がとれたのですが
これを見ていると、自然にこの伊藤生更の歌が浮かんできたのです。
 もっとも愛宕山あたりでは、前景の山に隠れて北岳が見えず、
鳳凰の次は、いきなり農鳥になってしまいますが
この画像ではみんな見えます(ちょっと甲斐駒がかすんでいますが)。

(参考)やまなしまなびネット 山梨の文学碑伊藤生更の歌碑
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