ニラ咲く頃 [田や畑でスケッチ]

田園地帯を通過中、ニラの白い花が咲くのが目にとまり、
路肩に車を止めて撮影を試みました。

ニラが咲く頃、周囲の水田は、穂が次第に垂れ、はや実りの秋の
気配が漂うようになります。
この場所、どこだと思いますか。
ニラが咲く・・・、こじつけですが韮崎でありました。
もう少し細かくいうと、韮崎市円野町。
円野町で実りの秋を迎えるといえば・・・。
どんなことがあるのか、次回以降にお知らせします。
ひのおもて・・・ [田や畑でスケッチ]

甲府市の南郊、小曲町は水田が広く広がる田園地帯。
その中にぽつんと鎮座する小曲大明神。その傍らに、ぴかぴかの石碑がありました。
碑の面 連山影が 映ってる
うん、パクリだな・・・、ですって?!。
いえいえ、パロディーですよ。大御所の著名な作をもとに文化が広がる・・・。
(完全に屁理屈です。この辺で止めにしておいた方がよろしいようで)
実りの秋がやってきました [田や畑でスケッチ]

今日は北杜市から韮崎市にかけての釜無川流域に出撃しましたが、そこでは早くも
稲刈りが始まっていました。
また黄金色に色づく、稲刈り直前の田には、害虫からイネの実りを守るカカシがたてられていて、
黄色の世界にアクセントを添える赤い点、すなわちヒガンバナが咲き始めてもいました。
静かに頭を垂れるイネの姿を、昔から知恵あるものに例えられてきましたが、
その知恵あるものを大切に収穫する、忙しい時期がやって来たようです。
次回は、知恵を絞ってたくさんの作品が寄せられていた恒例の「かかし祭り」を紹介する予定です。
当地でもようやく稲穂が・・・ [田や畑でスケッチ]

稲田に稲穂が顕わになり、イネの花が咲き乱れ、実りの秋の予感がする頃となりました。

エートマンの住む地域は、少し田植え時期が遅いのですが、それでもこうして
稲穂が垂れはじめてきています。
夏から秋へ、足早に時が進んでいくのが、こんなところにも感じられました。
そういえば、昨日(8月23日)は、処暑でした。
捨てられたモモの意味するものは・・・ [田や畑でスケッチ]

笛吹市の景勝地・花鳥山、その周辺一帯は、モモやブドウの一大生産地です。
花鳥山を少し下ったモモ畑で、いくつも捨てられたものを目にしました。
どうしたんでしょうか・・・。

基本的な姿のモモ畑の今の時期、赤く熟したモモが出荷の時をまっています。

しかし、今年に限っては、色づきがよくないものが多くて生産農家は困っている・・・
そんなローカルニュースが、少し前に流れました。
急激に暑かったり、雨が少なかったり、いろいろな要因が考えられているようですが、
一口で言えば、これまでに余り例のない天候の不順、こんなに深刻だとはたいへんなことです。
田の面は緑、トンボは赤く [田や畑でスケッチ]

当地は、田植えが少し遅めです。いまようやくこんな感じになってきました。
田の面を渡る風が、若い稲の株をなでるように吹きわったていました。

緑の田の面を、すいすいと移動する赤い点が気になりました。

体の赤いトンボです。
今日は二十四節気の一つ「大暑」、でも静かに秋が忍び寄っている・・・か。
とはいえ、酷暑の砌、暑中お見舞い申し上げます。
田起し田植えの季節到来 [田や畑でスケッチ]

トラクタによる耕耘作業が行われ、またすでに水がはられ、
田植えの終わった田んぼも見られました。

待ち遠しかったGWももう少し。もう初夏です。

遠い山並みの上に、富士山が顔を出していたのですが、
ぼんやりとしていてわかりにくい状態。
画像補正したらこんなふうに雲が多くかかるものの富士のお山です。

一方、振り返りざまに、水田地帯に隣り合った住宅地に目を向けると
屋根より高く鯉のぼりが泳いでいました。
今日は「こどもの日」でありました。
そこだけ早くも桃源郷 [田や畑でスケッチ]

前回の記事の、リニア実験線工事を見に行った途中に、大きなビニルハウスがありまして、
何が栽培(つく)られているのかな、とビニル越しにのぞいてみたのです。
のぞきは、いけないかな、と迷いながらもやっちゃいました。
そしたら、そこだけ早くも桃源郷・・・という状態でした。

つまり桃の、ビニルハウスを用いた促成栽培が行われていたのです。
で、いま桃の花、満開です。
今日は、外も、25℃超の夏日となりましたが、ハウスの中はもっと暑い(?)はず。
中で、作業されている農家の方の姿が見られましたが、通常よりもずっと早く
消費者においしい桃をお届けするため、がんばっておられるので、
傍目で「桃源郷」なんて、いってちゃダメですね。ともかく、お疲れ様です。
まだ春浅き麦畑 [田や畑でスケッチ]

そろそろ麦踏みしなくてもいいかな、という時期になってきていました。

3月はじめの麦畑です。
今年の春の足取りは、いつもよりゆっくりペースでしたが、
降り注ぐ光も次第に春めいてきていました。

歴史のある用水路「盾無堰」が、麦畑のとなりを流れていきます。
まだその豊かに流れる水を必要とはしてないようでしたが、
時の流れを感じさせながら、用水は流れ続けていました。
元日の米倉山で2013・・・その5;チャノキ [田や畑でスケッチ]

チャノキは、中国南西部ないしベトナム~インドあたりを原産とする
ツバキ科ツバキ属の常緑低木です。
わたしたちは、その若い葉を利用し、お茶を楽しみます。
さて、米倉山では、注意してみると、あちこちにこのチャノキを見ることができます。
その存在の意義は、どこにあったのでしょうか。

まあ、特に米倉山に限らったことではないのですが、チャノキは畑の境目や
畑の段差の法面など、ローカルでは「くろ」と呼ばれるような場所に植えられています。
お茶の葉をスーパーなどで買ってきて、お湯を沸かしてお茶を飲む、
ないしは完全にお茶になったものがペットボトルなどの容器で買え、いつでも飲める・・・。
そんな時代が始まる前は、自給自足的なライフスタイルが基本で、お茶も自家製、
忙しい農作業の合間に、葉を摘み煎じて飲んでいた・・・。
そんな時代があったことをチャノキは黙して語りませんが、そうなんですね。
米倉山でチャノキを見て、持続可能な循環型社会のことを考えてしまいました。